CallConnect運営者ブログ

クラウド電話システムのCallConnectの運営メンバーによるブログです。

「CallConnect ユーザーミートアップ vol.6」を開催しました

こんにちは、小俣です。
2022年5月25日(水)に、「CallConnect ユーザーミートアップ vol.6」をオンライン開催しました。
本記事ではイベントの様子をお届けします。

「CallConnect ユーザーミートアップ」とは?

弊社が提供するブラウザ電話システム「CallConnect」のユーザー様同士の交流を深めたり、活用方法を学んだりするためのイベントです。 昨年に続き、今年もオンラインで開催しました。当日は約20名のユーザー様、連携パートナー様にご参加いただきました。

19:00〜 オープニング

弊社の本間が司会進行役となり、皆さんと乾杯してスタートしました!
ミートアップ開催の背景を共有するとともに、新しく入社したメンバーの紹介も行いました。

また、CallConnectエバンジェリストであるTANREN株式会社の佐藤様、ソウゾウ株式会社の武末様からもご挨拶いただきました。 お二人にはサービスリリース当初からCallConnectを使っていただいており、日ごろからCallConnectの認知拡大にお力添えいただいております。

 19:20〜 「CallConnect 最新リリース情報」

続いて、私からCallConnectの現状やこの1年間のリリース内容について共有しました。 この1年では、“iOSアプリ”や“録音テキストを外部CRMに書き出す機能”などをリリースしました。その他にも、2段階認証/IP制限を全プランで利用可能にしたり、Microsoft Teams/Pipedrive/Shopifyとの連携機能もリリースしています。

引き続き安定した音質で通話していただけるよう回線部分のアップデートを続け、Androidアプリの開発などにも着手していく予定です。これからもシンプルさを大切に開発/改善を続けていきます。

・当日の発表内容




19:40〜 事例発表「CallConnectを5年使ってみて」

続いて、実際にCallConnectをご利用いただいている企業様から事例発表をいただきました。

登壇者は、ENECHANGE株式会社の長谷川さんです。
ENECHANGEさんは、電力・ガス比較サイト「エネチェンジ」の運営など、エネルギー領域での事業を展開しており、2020年12月23日に東京証券取引所マザーズへ上場されています。

・スタートアップ企業でのコールセンター立ち上げの課題を解決できた。

CallConnect導入前は一般的なビジネスフォンを使っていたのですが、電力・ガスの自由化を背景に問い合わせ数が増加し、問い合わせ内容の管理などが難しくなっていきました。 そこで、CTI・コールセンターシステムを導入して、カスタマーサポートの品質向上/効率化を図ることにしました。

しかし、いざCTI・コールセンターシステムを調べていくと、初期費用で数十万円かかったり、導入までに2,3ヶ月かかるというシステムが多く、導入のハードルが高かったです。 そんな中、CallConnectは初期費用なしで、導入までのリードタイムも短く、同一番号を複数拠点で利用できるということだったので、2017年春頃に導入しました。

利用開始当初は数名での利用でしたが、現在は数十名で利用しています。

・使ってみて気づいたメリット4つ

1. 各種システムとの連携が簡単
非エンジニアの自分でも、簡単にkintoneやemail、Slackと連携できました。kintoneと連携したことで、問い合わせの詳細管理や、レポート分析などが行えるようになりました。

2. 電話番号の取得が簡単
CallConnectの管理画面上から手軽に電話番号を追加できるので、助かっています。掲載場所に応じて電話番号を変えて効果を測定することもできますし、急なニーズで「〇〇専用電話窓口」を設置する必要がある時もスピーディに実現できます。

3. リモート対応も余裕
リモートワークに移行する際、“代表番号(固定電話)をどうするか”、“電話対応は継続するか”といったことが課題になりがちです。しかし、CallConnectを使っていたので、これらを気にすることなく、難なく移行できました。

4. Pマーク取得時や上場審査時も問題なし
外部審査で個人情報の取り扱いについて聞かれた際も、CallConnectではISMS認証を取っていたり、その他のセキュリティ対策も実施しているため、特に問題ありませんでした。

・問い合わせ数の急増にも耐えられる。

社会情勢の変化により、問い合わせ数が通常時の10倍以上になることがありましたが、それに応じてスケールできたため、安定的な運用を続けられました。

CallConnectは複数拠点で使えるので、急きょ新しいベンダーと契約して、人員を増やすことも容易です。また、IVR機能によって用件ごとに着信を分岐させた上で、特定のスキルだけを研修し、数日で分岐先ごとにスタッフを配置することもできます。 大量の問い合わせがきてCallConnectの操作や運用面で困った際に、迅速にサポートしてもらえたのも非常にありがたかったです。

20:00〜 懇親会

発表後には、集合写真を撮影し、4,5名のグループに分かれて懇親会を行いました。 懇親会は20分を1セットとして2セット行い、2セット目ではグループメンバーをシャッフルして、できる限り多くの方と交流できるように工夫しました。
懇親会では、ユーザーさんからCallConnectの使い勝手や今後の機能要望などについて率直な意見を聞くことができ、運営側としても貴重な時間を過ごすことができました。 ユーザー様同士でも交流を深めていただけたように感じます。

また、今回のミートアップでは事前にフードとドリンクをお届けし、ミートアップ中に美味しいご飯を食べながら楽しんでもらえるように工夫しました。好評だったので、ぜひ次回も準備できればと思います。

まとめ

当日ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。
昨年に続いてオンラインでの開催となりましたが、ユーザーさんの表情を見ながら色々とお話しすることができ、とても楽しい時間を過ごすことができました。新しく入社したメンバーにとっても、直接ユーザーさんと関わる良い機会となりました。ご参加いただいた皆様にとっても、有意義な時間になっていたら嬉しいです。

また、長谷川さんの発表を聞く中で、スタートアップ企業が上場するまでのストーリーの中にCallConnectが存在していたことをとても嬉しく思いました。多少でも事業成長に貢献できたようであれば、これほど開発者冥利に尽きることはないなと感じました。

今後もユーザーさんの声と真摯に向き合いながら、CallConnectを通してより良い電話コミュニケーションを実現できるよう取り組んでいきます。 ミートアップも定期的に開催しますので、今回タイミングが合わなかった皆様もぜひ次回ご参加ください。

以上、「CallConnect ユーザーミートアップ vol.6」の様子をお届けしました。