こんにちは、小俣です。 2021年4月27日(火)に、「CallConnect ユーザーミートアップ vol.5」をオンライン開催しました。本記事ではイベント当日の様子をお届けします。
「CallConnect ユーザーミートアップ」とは?
弊社が提供するブラウザ電話システム「CallConnect」のユーザー様同士の交流を深めたり、CallConnect の活用方法を学んだりするためのイベントです。 約1年半ぶりの開催になりましたが、当日は約20名のユーザー様、連携パートナー様にオンラインからご参加いただきました。
19:00、弊社CTO 本間 の司会進行でスタートしました。
CallConnect 最新リリース情報
最初に私から CallConnect の現状や、この1年間のリリース内容について共有しました。
この1年では、ISMS認証の取得やサーバーの増強など、より安心安全にご利用いただけるように根本的な部分の改善を続けてきました。また、外部サービス(Senses,チャネルトーク)との連携機能、録音データのテキスト変換機能もリリースしました。
今後は、スマホアプリの開発を進めていく予定です。
引き続きシンプルさを大切に改善を続けていきます。
・当日の発表内容
続いては、実際に CallConnect をご利用いただいている企業様からの事例発表です。
「CallConnect + CRM を利用した受注率を上げる方法」
最初の登壇者は、ゾーホージャパン株式会社の岸本さんです。 岸本さんからは、Zoho CRM との連携機能やセールスチームにおける CallConnect の活用方法についてお話しいただきました。
ゾーホーさんは、企業のIT化・業務効率の向上をサポートするクラウド型ソリューション「Zoho」を提供しています。
・Zoho CRM と密に連携できる電話システムを導入したい。
もともと、オフィスの固定電話機や、他社のコールセンターシステムを利用して架電業務を行っていました。
しかし、運用コストが高く、自社で活用している Zoho CRM との連携作業にも工数がかかることから、別のコールセンターシステムを探すことにしました。
音質が悪かったという点もリプレースを検討する要因になりました。
普段からパソコンで Zoho CRM の画面を見ながら仕事をしているので、電話の発着信もパソコン上で行えることがシステム選定時の必須条件でした。
その他には、通話履歴/録音データが残ること、Zoho CRM との連携作業が容易なことを重視して、システムを比較検討しました。
検討の結果、録音データを社内にも共有しやすく、Zoho CRM との連携が容易な CallConnect を導入することにしました。
・セールスチームの活動量が増え、受注率も3倍になった。
現在はメンバー5名体制で、Zoho のトライアルプランにお申し込みいただいた方々に電話をかけ、お客様の疑問点を解消したり、Zoho を使って実現したいことなどをヒアリングしたりしています。
CallConnect の Zoho 拡張機能を利用することで、Zoho CRM 上からクリックコールができるようになったため、番号入力の手間がなくなり、架電量が増えました。
また、Zoho CRM 内に蓄積されている直近の商談履歴などを見ながら通話できるので、相手の検討状況に合わせた会話ができるようになり、導入から1年で受注率も3倍になっています。
・インタビュー記事 https://www.callconnect.jp/case/zoho
「不動産SaaSでCS・テレアポを完全にリモート化した話」
続いての登壇者は、イタンジ株式会社の永嶋さんです。 永嶋さんからは、リモートワークの中でどのように CallConnect が使われているかということについてお話しいただきました。
イタンジさんは、不動産リーシング業務をワンストップでサポートする不動産管理会社向けシステム「ITANDI BB」や、不動産賃貸仲介業向けの顧客管理システム「nomad cloud」を提供しています。また、セルフ内見型賃貸サイトの「OHEYAGO 」を運営し、自社でも不動産賃貸仲介業を行っています。
・リモートワークに最適な電話システムを導入したい。
これまではオフィスの固定電話機を使って、電話対応をしていました。 しかし、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、在宅で電話対応ができる体制の構築を急ぐ必要性が出てきました。 早速、ネット上で電話システムを探し始めたのですが、導入手続きが煩雑そうな製品が多く、手軽に使い始められる製品がなかなか見つかりませんでした。 その中で CallConnect は、ウェブ上から手軽に申し込みができて、スピーディにトライアル環境を使うこともできたので、検討を開始したその月(2020年4月)に導入を決めました。
・サポート業務を完全リモート化。電話の分析も可能になった。
CallConnect を導入したことで、在宅でも問題なく電話対応を継続することができています。
また、分析機能を使うことで、「どの曜日、時間帯に入電数が多いのか」といったことを可視化できるようになりました。これらの情報をもとに人員数を調整しています。 その他には、通話タグ機能を活用して、問い合わせ内容の種別を分類しています。 例えば、「ログイン方法がわからない」といった問い合わせが頻繁にきている場合には、関連するヘルプセンターのコンテンツを拡充することで、お客様側で自己解決できるような環境を作っています。
・インタビュー記事 https://www.callconnect.jp/case/itandi
懇親会
各社の発表後には、弊社デザイナー 畠 の進行で全体写真の撮影を行い、4,5名のグループに分かれて懇親会を行いました。
・全体写真
懇親会は20分を1セットとして2セット行い、2セット目にはグループメンバーをシャッフルして、できる限り多くの方と交流できるように工夫しました。
懇親会では、日ごろの CallConnect の使い勝手や今後の機能要望などについて率直な意見を聞くことができ、貴重な時間を過ごすことができました。
ユーザー様同士でも交流を深めていただけたように感じました。
おわりに
当日ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、今回は初のオンライン開催となりましたが、表情を見ながら色々とお話しすることができ、とても楽しい時間を過ごすことができました。ご参加いただいた皆様にとっても、有意義な時間になっていたら嬉しいです。
今後も定期的にミートアップを開催し、ユーザーさんの声と真摯に向き合いながら、サービスを改善していきます。
今回タイミングが合わなかった皆様もぜひ次回ご参加ください。
引き続き CallConnect を通して、より良い電話コミュニケーションを実現します。
以上、「CallConnect ユーザーミートアップ vol.5」の様子をお届けしました。